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仮想通貨って何?

そもそも仮想通貨って何?
暗号資産ともいうけど、同じものなの?
なんか怖い。
よくわからない。

こう思っている方はとても多いと思います。
では実際のところはどうなんでしょう。

仮想通貨も日本の円も、価値を創っているのは『信用』

みんなが知ってる『円』の価値

日本のお金は、日本中どこでも使えます。
1円玉には1円の価値があり、10円玉には10円の価値がある。

お店で「俺の持っている1円は100円の価値があるから、100円のものを買わせてくれ。」
と言っても、おそらく100円のものは買えません。
なぜなら、日本で円を使っている人は、そのお金そのものの価値を知っているからです。

何でみんな円の価値を知っているの?

ではなぜ、たったの30円ほどで作れる、ただの紙切れの1万円札を、
私たちは30円ではなく、1万円として使っているのでしょうか。

それはただ単に、みんなが、「この『日本銀行券』と書かれた1万円札には、1万円の価値がある。」
と信じているからに過ぎません。

政府が、「1万円と書かれた『日本銀行券』には1万円の価値があり、その券で決められた税金を払えばつかまりません。」と言っているので、みんな、仕事で働いた分をその券でもらい、買い物で使ったり、税金で払ったりしているのです。

1万円のクーポン券ではだめ?

例えば、Aデパートという大きなお店で働いていたとします。
ある日、そこの社長が
「今日からお給料は、このAデパートで使える『Aデパート券』で支払うことにします。」
と言ったらどうでしょうか。

『Aデパートで使える券=Aデパートでしか使えない券』ですよね。
幸い、Aデパートには、食品や日用品、被服や家具、全て揃っているので、生活には困りません。
しかし、Aデパートでしか使えないので、『Aデパート券20万円分』を銀行に持って行って入金しようとしても、断られてしまいます。

水道料金を払うために役場に持って行っても、『Aデパート券』では支払うことができません。

さて、困りました。Aデパートでは10万円のベッドでさえ買えてしまうのに、3000円の水道料金が払えないのです。

ではなぜ、3000円の水道料金すら払えないAデパート券で、10万円もの買い物ができるのでしょうか。

お互いに『信用』することで、ただの紙切れが価値を持つ。

「『Aデパート券』はAデパートなら『日本銀行券』と同じように使える。」とデパート内で信用されています。そして、お店の人も、それを使う人も、みんな『使えるもの』と信じています。
このように、みんなが「そのものに価値がある」と信じているから、Aデパートでは使うことができるのです。

上の例は少し強引でしたが、生活の中で、信用だけで価値を持っている紙はたくさんあります。

私の家の近くにあるパン屋さんは、月曜日に買い物をすると、買った分の20%分の『金券』をもらえます。
後日同じパン屋さんで、100円玉2枚の代わりに、『200円』と書かれた金券でパンを買うことができるのです。もちろん、このパン屋さん以外のお店では通用しません。

『日本銀行券』もみんなが信用しているだけ

このように、『日本銀行券』も1万円札そのものは30円ほどの価値ですが、みんなが信用しているから価値を持っています

じゃあ仮想通貨は?

ここまで読んだ方は、もう想像ついているでしょう。
そうです。仮想通貨も、欲する人、使用する人が、「価値がある。」と思っているから、価値あるものとして扱われています。また、欲する人が増えれば増えるほど、その価値は上がっていくのです。

ちなみに、仮想通貨と暗号資産の二つの言い方があります。仮想通貨のという言い方だと、物として形あるものを想像しかねないということで、暗号資産という呼び方に変わりました。

ビットコインの過去→現在

仮想通貨の代表格として、ビットコインで話を進めます。

ビットコインとは
2008年10月に、サトシ・ナカモトという方がビットコインについての論文を公表しました。(謎に包まれていますが、日本人のような名前ですよね。)
2009年1月、最初のブロック(このブロックについては後々ブログで説明します)が生成され、
2009年10月、1ビットコイン(1BTC)0.07円と提示されました。


2010年5月、初めてビットコインを用いた買い物(決済)が行われ、(ピザ2枚を1万BTCで購入)

2010年7月に世界初となるビットコイン取引所がサービスを開始しました。


この時の1BTCの価格は7円です。

その後の価格の上昇を見ると、

2011年3月 1BCT=70円
2011年4月 1BTC=80円
2011年5月 1BTC=1500円
2011年6月 1BTC=1400円
2012年11月 1BTC=900円
2013年3月 1BTC=4500円
2013年10月 1BTC=1万5000円
2013年12月 1BTC=12万円
2013年12月 1BTC=7万5000円


2017年8月 1BTC=45万円


2017年12月 1BTC=200万円


2020年3月 1BTC=52万円
2020年5月 1BTC=100万円
2021年2月 1BTC=490万円
2021年3月 1BTC=600万円
2021年4月 1BTC=690万円
2021年5月 1BTC=400万円
2021年9月 1BTC=500万円
2021年10月 1BTC=730万円


2021年11月 1BTC=776万円


2022年1月 1BTC=600→400万円台
2022年5月 1BTC=380万円
2022年8月 1BTC=270万円


2022年11月 1BTC=230万円

このように最初は0.07円だった1BTCの値段が、12年後には最高の776万円にまで上がりました。

そこから昨年にガクッと価格が下がり、今は下がったところで価格が安定しています。

法定通貨になったり、ある国では法律で取引が禁止されたり、またコロナの影響でも価格は大きく変動しました。

ビットコインの現在→未来

正直、未来のことはわかりません。
そして、短期間で大きく上がり下がりするので、投機的に売り買いするのはリスクがとても多いです。


ですが、一度776万円まで価値が上がったビットコイン、もしかしたらまた上がるかも?
なんてこともあり得そうですよね。
今の価値は290万円ほどなので、私はひとまず10万円分のビットコインを買いました。


価値が上がってまた776万円まで価値が上がったとしたら、
私の10万円分で買ったBTCの価値は、20万円ちょいの価値に変わります。
そした、10万円分を売却し、残ったものはずっと運用していこうと思います。
そうすれば、手元に10万円は戻った上で、BTCを保持することができるからです。

皆さんも、もし、へそくりや、余裕のある資金があるのなら、
少しでも買ってみてはどうでしょうか?

小さな芽が、だんだん成長したら、嬉しいですよね。

ai

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